Risa(左)とまゆちゃん(右)が同じテーブルで作業する2.5時間のライブ伴走の一場面
— Case Study #01

家族企業の3代目後継者と、5週間のMVP。
そして「1日→30分」の日常が始まった。

Client: 株式会社葉山管工 Period: 2026年6月〜継続中 Published: 2026年7月26日
「1日かかっていた仕事が、30分で終わるようになりました」 — 武藤麻由(葉山管工 3代目後継者、取締役)

神奈川県葉山町。海と山に囲まれた、この静かな街に、平成29年設立の家族経営の水道配管工事会社があります。

株式会社葉山管工。

日々の事業をまわす業務上の取締役は、20代で後継として家族事業を引き継いだ まゆちゃん(武藤麻由さん) です。母であり、そして水道業界という男性中心の伝統的な業界で女性経営者として現場に立つ、次の世代の働き方を象徴する存在です。

R Agile Studioは2026年6月から、この葉山管工の事業成長を ホームページ制作 + AIコーチング + AI業務改善 の3本柱で伴走しています。5週間でホームページMVPを公開、その後の Cowork導入で業務時間を劇的に短縮、そして現在は 業務効率化の次のテーマ に取り組んでいます。

これは派手な"DX"ではなく、目の前の仕事がひとつ軽くなる積み重ねの物語です。

まゆちゃんの自然な笑顔、屋外の緑の中
武藤麻由さん(葉山管工 取締役)

Chapter 1葉山管工という会社と、まゆちゃん

葉山管工は神奈川県の上水道給水指定業者(第3237号)として、逗子・葉山・横須賀エリアで水道工事を手がけています。姉妹会社の有限会社ソムリエホーム(武藤父が社長)と並列の家族企業です。

主なメンバーはまゆちゃん + ゆみさん(事務 + 主任技術者勉強中)+ ハルキくん(若手男性、現場担当)の 女性2 + 若手男性1の3名体制

まゆちゃん一人が 代理人(現場監督)+ 主任技術者見習い + 事務(CADで配管設計)3役を兼任 している状態が続いていました。

Chapter 2なぜ葉山管工のホームページが必要だったのか

ホームページは単なる会社紹介ページだけではなく、水道局・近隣住民への信頼インフラ として機能する必要がありました。葉山管工は何者で、みなさんの地域で今、何をなんのために行なっているのか。施工工事の進捗状況から、近隣の学校へのお仕事紹介など、さまざまな活動を通じて、くらしを支える水道の仕事を伝えています。

ホームページそのものが 近隣住民との信頼を育てるプラットフォームの一部 だったのです。

まゆちゃんとゆみさん、現場でヘルメット姿で打ち合わせ
現場での打ち合わせ、地域のくらしの隣で

Chapter 35週間でホームページMVPを公開

まゆちゃんと一緒にClaudeセットアップから実タスク実行まで2.5時間のライブ伴走を開始。そこから 5週間でMVP公開(2026年7月14日)しました。

公開後の成果(公開翌日):

これで、葉山管工は 「名刺代わりの信頼インフラ」を大切なタイミングに手にする ことができました。

hayama-kanko.jpのHeroスクリーンショット「葉山・逗子の暮らしを、水でつなぐ。」青い海の背景
hayama-kanko.jp — 「葉山・逗子の暮らしを、水でつなぐ。」

Chapter 4「1日→30分」の日常が始まった

ホームページ初版公開の少し前、まゆちゃんに Cowork(Claude for desktop)を触ってもらう 機会がありました。

その日の業務は、PDFの請求書をExcelに書き写す作業。まゆちゃんの元のやり方では 1日かかる 作業でした。

CoworkでPDFをdrag-and-drop、「Excelに書き換えて」と一言。

10分後、ミスなく完成。

まゆちゃんの目が大きくなりました。「え、これ何?」

これがCoworkの力です。単なるチャットボットではなく、PCのファイルを直接触れる、行動できるAI

以降、まゆちゃんはCoworkを自分から開いて、日々の事務作業を少しずつ手放していきました。AIが業務を代替するのではなく、まゆちゃんがAIと共に働く時間が増えていったのです。

葉山管工の現場トラックとヘルメット、地域のくらしの隣で動く日常
葉山管工の日常、その隣にAIが織り込まれていく

Chapter 5次の挑戦 — 業務効率化の継続

ホームページが一段落したタイミングで、私たちは次のテーマに目を向けました。

葉山管工の業務の中で、最も時間がかかっている書類作成の効率化

この領域にAIを織り込むことで、まゆちゃんが現場や家族との時間に余白を取り戻せるか。それが今進めているプロジェクトです。詳しい中身は、また別の機会にお伝えできればと思います。


私の気づき — R Agile Studioが目指すもの

まゆちゃんとの2ヶ月で、私(Risa)自身が深く学んだことがあります。

家族企業の世代交代は一人で抱え込む話じゃない。 まゆちゃんの隣に立って、業界の常識とAIの可能性を翻訳する役目は、確かにあります。

地方 × 女性 × 非IT業界に、AIは織り込める。 派手な"DXプロジェクト"ではなく、日々の業務がひとつ軽くなる実感の積み重ねで。

まゆちゃんが「1日→30分」を実感した瞬間は、私にとっても忘れられないものです。それはR Agile StudioのBrand DNA — 「一歩踏み出したいすべての女性の味方」 が、具体的な業務改善の場面で立ち現れた瞬間でした。


これから

葉山管工まゆちゃんとの伴走は、まだ始まったばかり。

これからもこのブログを通じて、私たちの挑戦を発信していきたいと思っています。
一歩ずつ、丁寧に。

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